ヲタクのよく言う「届きそうで届かない距離感」とは
昨日放送されたTBSの「売れっ子ちゃん」でSnowManが特集されました!
その中でもスタジオのフワちゃんの言葉に!私は!めちゃくちゃ共感したので!考察ブログを書きたいと思います!
フワちゃん「ジャニーズとは思えぬ親近感。ジャニーズって架空の存在だった。ユニコーンと同じ!SnowManさんはネットを駆使していて、手が届くんじゃないかって。でもパフォーマンスは手が届かなくてギャップがすごい。ジャニーズなのに親近感あるのにアクロバティックすごいのに面白い。目が回ります。」
そう、、、、そうなんです。元ハロプロ 鈴木愛理さんのお言葉を借りると「届きそうで届かない距離感」アイドルにはこれが大事だそうです(元アイドルの言葉は重い)
確かにジャニヲタ用語の中にもリア恋枠(リアルに恋したいアイドル枠)があるように、アイドルを身近に感じたい!日常生活に組み込みたい!など用語からも欲望が垣間見えます。
<近年のアイドル市場の傾向とジャニーズ>
近年のアイドル業界では、AKB48や地下アイドルなど「身近に会いに行けるアイドル」をコンセプトにしているグループが多いです。加えて、アイドル個人のSNSによる「アイドルの日常」やYouTubeなどの動画サイト・ストリーミング配信など「誰でも手軽に楽曲を手に入れいつでもどこでも再生できる」環境ができてきました。特に、K-POPはこの環境が日本アイドルよりも強い気がするし、SNSの拡散スピードにしてもストリーミング再生回数にしても桁が全然違う。
一方、ジャニーズはどうだろうか。ストリーミング配信は一部のグループにとどまっているし、最近YouTubeやInstagram、weiboなどのアカウントが開設されたがK-POPに比べると登録者数・再生回数の差は歴然。
ジャニーズは会員制サイトが多く、興味がある人がお金を払ってサービスを得る形態をとっている。確かに、公式にお金を落とすことはファンである以上当たり前なことであると私は思うが、、、、
ファンになるまでの入り口が狭すぎやしないか????????
新規殺しの事務所過ぎんか?????
どう考えても一般人向けに公開されているコンテンツが少なすぎる。これじゃあ、落ちる人も落ちないですよジャニーズさん。まずは「名前を知る・顔を知る・曲を知る」これがないとアーティストを好きにはなれないし、少なくとも私は有料コンテンツに進もうとも思いません。
<ジャニーズのSNS解禁と親近感>
そこで、今年の1月にジャニーズ事務所からデビューしたSnowManの話になるのです。現在、SnowManはYouTubeとweiboの公式アカウントを保有し動画などの投稿を行っています。その他にも、ISLAND TVでも不定期に数十秒~数分の動画投稿をしています。(佐久間大介くんへの沼落ちブログで語った通り、私はYouTubeでSnowManに落ちた人間であり、近年のジャニーズSNS解禁によって新境地開拓ができたヲタクです。)
ここで、フワちゃんの言葉に行きます。
「ジャニーズとは思えぬ親近感。ジャニーズって架空の存在だった。ユニコーンと同じ!SnowManさんはネットを駆使していて、手が届くんじゃないかって。」
手が届くんじゃないかって、、、、、、、、いやどう頑張っても届かないんですよ???でもヲタクは錯覚しちゃうんです、、、、、、、
YouTubeの私服・ノーセットヘアメイク・家の壁紙・部屋着・手料理などなど毎週見てたら頭おかしくなります。
何なら遠距離の彼氏よりも身近に感じますからねSnowMan、、、
いやいや、その前にアイドルに親近感ってなんぞや???と
Wikipediaによると、親近感(しんきんかん)とは、自分と似た境遇・状態の相手や共通の趣味・主義主張などをもつ他者に対し、実際にはその他者と血縁や「近所に住んでいる。よく一緒に出かける」など身近な関係でなくてもその相手が自分と身近な存在であると認識・錯覚すること。 らしいです。
親近感には認識だけでなく錯覚も含まれると、、、、、これはとても都合がよい。アイドルに親近感を覚えるのは文章的にも語彙的にも間違ってはいないみたいです。
<偶像とキャラクター>
私にとってのジャニーズグループの魅力は、①「わちゃわちゃ感」と呼ばれる男性同士の親密さや絆、②アイドルに付随する女性の存在を無化する「偶像さ」の2つだと思っています。(理想の恋愛相手というよりもこの2つが大きい)
私の中のジャニーズは、身近な異性の好みと合致させやすい「キャラクター」であると同時に、恋愛関係を結べない「偶像」です。この手の届かない「偶像」を私の日常に合わせ、現実世界にいる「キャラクター」にしてきたのがSnowMan!!!
今までの「ジャニーズ=王子様(憧れの恋愛相手)」から「手の届きそうなどこにでもいる男の子(決してどこにもいないのだが)」になり、さらに沼が深くなった、、、、
そもそも、勝手に「偶像」を「キャラクター」に変換しているのはヲタク側なのだが、最近の雑誌・SNSも責任があると私は思います(身勝手な責任転嫁です)。特に雑誌やYouTubeの学校や家での出来事というアイドルの「オフ」の演出はめちゃくちゃ親近感を作っていると思いませんか??????
最近は、映像作品(ドラマ・映画)やコンサートといったアイドル像(偶像) を描く媒体もありますが、圧倒的に友人やメンバーとの触れ合い・家族やペットとの関係・日々の出来事が描かれることが目立つようになっていると思います。つまり、アイドルは憧れの存在であっても手の届かない人ではなく、私と同じように学校に通い、勉学やスポー ツに励み、旅行に行ったり、自分の趣味の時間を楽しむ、といったヲタクに近い存在として表現されています(まあ、アイドルも人間なので当たり前ではあるのだが)。これは、これまで憧れの存在として「2次元の存在」として捉えられていたジャニーズが、より身近な 「2.5次元」的な存在に変化したことを示していると考えます。
ここまでをまとめると、憧れの存在であるアイドルとファンとの関係性は必ずしも従来の「疑似恋愛相手(偶像)」ではなく、ジャニーズがヲタクにとって身近なレベルで自分の好みと合致させやすい「キャラクター」であると同時に、自分と恋愛関係を結べない存在としても構築されるようになっている。
<SnowManの王道ジャニーズ感>
ここまで、永遠と「親近感」「オフ感」「身近に感じるキャラクター」とか語ってきましたが、ここからはSnowManの「憧れの存在」「キラキラアイドル」な部分を紹介していきます。
フワちゃん「でもパフォーマンスは手が届かなくてギャップがすごい。ジャニーズなのに親近感あるのにアクロバティックすごいのに面白い。目が回ります。」
アイドルとしての魅力は「①ビジュアル②ダンス・歌③夢を見せてくれるところ」この三拍子に尽きます。
①ビジュアル に関しては、人によって顔の好みは違いますが、9人いれば誰か一人くらい響くビジュアルがいるはず!!!!「美青年」「中性的」「ワイルド」「王子様」「素朴」などSnowMan人材豊富です!
②ダンス・歌 これは言うまでもなく、SnowManは職人ですので!歌も!ダンスも!なんならアクロバットも!アイドルの枠を超えてます。私シルクドソレイユでもみてるのかな?って錯覚するくらいすごいアクロバットしてます彼ら
(くわしくはこちらの記事を)
③夢を見せてくれるところ 特にジャニーズのコンサートは夢のような時間ですが、親近感を持つ「キャラクター」も大きく言うとアイドルが作った夢ではないでしょうか。
私的にはアイドルはすべて夢でもいいんです。ただ、毎日の生活を少しだけ鮮やかに彩ってくれる。姿を見るだけで笑顔になれる。そんな存在がいてくれること自体が、私の日常の活力になり、何にも代えがたい幸せのような気がします。
<まとめ>
フワちゃん「ジャニーズとは思えぬ親近感。ジャニーズって架空の存在だった。ユニコーンと同じ!SnowManさんはネットを駆使していて、手が届くんじゃないかって。でもパフォーマンスは手が届かなくてギャップがすごい。ジャニーズなのに親近感あるのにアクロバティックすごいのに面白い。目が回ります。」
わたしは「手の届きそうなキャラクター」なSnowManが実際は「憧れのキラキラアイドル」なダンスやアクロバットをしているところに惹かれたんだと思います。
そりゃあ、好きなビジュアルで理想のタイプがゴリゴリに踊ってアクロバットしてる姿見て落ちない女います?いませんよね??????って感じです。
「届きそうで届かない距離感」が「現実と夢の狭間」だから、ヲタクはアイドルに夢を持てて自分の好きな偶像・キャラクター設定ができるんだな~って思いました。
アイドルって尊いな~~~~~!